京王線 武蔵野台駅構内２０１３年２月13日東武東上線 成増～和光市間２０１２年７月４日日 時場 所Ｊ１９Ｒ９山９手年貨２物月線21 日大崎～恵比寿間151）協力会社の作業責任者が作業現場に遅刻した上、大崎駅の信号扱所に列車の運転状況を確認せずに信号通信司令室へ作業開始連絡をした。2）作業前安全打合せ（作業内容・接近列車ダイヤの説明等）をせずに、作業員に軌道内への立ち入りを指示した。3）列車見張員に臨時列車の記載された当日のダイヤを渡さず、尚且つ見張位置を指示しなかった。信号保安装置の工事のため、軌道内で資機材を運搬中だった作業員5名が品川発小渕沢行の臨時回送列車にはねられ5名全員が死亡した。4）列車見張員は列車の接近方向とは反対側にいた。1）被災作業員が列車の接近後も作業を継続し、建築限界外の線路脇の作業場所から線路内に立ち入ったため、対向方法から進行してきた別の列車と衝突したものと推測される。10両編成上り準特急列車は、通過駅である武蔵野台駅のプラットホーム終端部付近を走行中、列車の運転士が前方すぐの線路左脇から作業員が軌道内に立ち入るのを認めたため、非常制動をとったが間に合わず、列車は同作業員と衝突した。同作業員は死亡した。2）当時、当該作業現場では列車接近時に被災作業員が線路左脇に一人でいる状態となっていたことから、被災作業員の線路への接近・立入りを抑制することができなかったと思われる。1）指差呼称で列車の確認を行わずに作業に着手し、列車に接触したものと推測される。2）作業責任者は、自ら作業に従事しており、責任者としての任務を行っておらず、監視が不十分であった。75km/hで走行中の急行列車が信号機近くで待避している見張員と作業員を確認。通過時に衝撃音を感知し非常ブレーキをかけ、事故現場より220m先に停車。通過直前に被災作業員の体の一部が建築限界内に入り、列車と接触したと思われる。被災者は頸椎骨折、頭蓋骨陥没等により重症原 因事 象4.忘れてはいけません。 風化させてはならない事故・事象44
元のページ ../index.html#18